紅茶の入れ方

●   ブレンドティーを楽しむ為の豆知識   ●

水色(紅茶のカラー)

硬度が高い水は、ミネラルの成分のマグネシウムやカリウムが多く含まれるので紅茶のタンニンが出て、色が濃くなります。日本の水は飲む場所によって差があります。軟水がベースですが晴れた日に飲む紅茶と雨の日に飲む紅茶とでは同じ水道水でも若干成分が違うことで味覚に差が出ることでも知られています。

スプーン1杯の重さを知る

自分が毎日使うスプーンは茶葉をどれくらいすくうのでしょうか。あらかじめすくう茶葉の量を計っておきましょう。茶葉の大きさでも変わるのでよく使う茶葉それぞれを知っておくと、より自分好みの味に合わせられるようになります。マイスプーン1杯に対してマイカップにどれだけのお湯を注ぐのかを知ることで、味が変わります。

新鮮な水道水で沸かす

ブレンドティーは風味の違う茶葉を組み合わせます。沸騰した95度以上の熱湯を一気に注ぐことで、茶葉の上下運動(ジャンピング※)が始まります。新鮮な水は空気をたくさん含んでいるのでより茶葉の風味をよく感じられます。ペットボトルの水は水中の酸素が少なくジャンピングが起こりにくいので、使う前によく振って、酸素を混入させます。

※茶葉の上下運動によって、小さな茶葉がまんべんなくお湯に混ざり、味、水色、香りの良い紅茶が抽出されます。

おいしく飲むためのお湯の温度

お湯の温度の違いで味が変わります。茶葉によって95度以上または85度が適温です。やかん等で沸かすのが良いでしょう。鉄瓶は鉄分が多く出るので避けましょう。キーマンは少し低い85度がおいしく感じられます。日本の水は軟水ですが、軟水は放っておくと抽出成分が出過ぎてしまうために、蒸らし時間は短めにします。

温度をキープ

ポットの下にタオルなどマットになるようなものを敷き、ポットにウォーマーかタオルを巻いて温度が下がらないように気をつけると、本来のおいしさを楽しめます。紅茶は濃く入れて薄めることができます。濃く出過ぎたと思ったらお湯を足します。

蜂蜜や砂糖の甘さを紅茶に

紅茶に蜂蜜や砂糖を入れることで、穏やかに糖質をとることができて記憶力や集中力が高まります。砂糖はグラニュー糖がおすすめです。

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